本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

短気な彼が待つ時間をとっくに超えている。


もう一度、彼に電話をしてみるけれどやっぱり出てくれることはなかった。


荒らされた家を片付け始めると涙が出てきた。彼を怒らせてしまったことと先輩への気持ち。


でも彼と別れることはできない。




だから、先輩。もう私、先輩には必要以上に近づかないようにします。