本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

約束の時間、待ち合わせ場所まで行く途中ふと甘いあの日を思い出した。この大切なネックレスと優しい『さくら』のプレゼント。


もどれるならあの日に戻りたいな。



あの日が一番幸せだった。



でも、よく考えれば高城さんのことも勝手に疑って疑心暗鬼になって先輩を疑うことしか出来なくなってた。


そして『支配』の言葉、別れ。




本当にあの日から奈落の底に突き落されることばかり。もう、これ以上は嫌だよ。