本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

藍原へ
この手紙をお前が読むかわからないけど、いつか必ず読んでくれると思って書くよ。


お前の目の話、杉原先輩から聞いたんだ。だから俺らはお前が環境よく過ごせるように電気も明るくしたり、帰りも送ったりしていた。


感謝しろよ。お前、愛されてんだから!でも、お前の悪い癖は全部一人で思い込んで内に篭ること。


もっと話せよ!!聞きたいことは聞かなきゃ相手を疑うばかりですれ違うぞ!




俺、先輩とお前が両思いだって知ってたけど・・・お前が好きだった。



だから、お前と先輩が幸せにならなきゃダメだ!!俺を諦めさせたくらい先輩の思いは強いんだ。


何があったのかは知らない。でもずっと気になってたんだ。お前と先輩に流れる空気がおかしいって。


でも、お前もここに書くくらい好きならぶつけろよ!!どうにかしてでも会いに行け!


きっとお前の恋は叶うよ。
だから怖がらず、先輩を信じろ!!
絶対勝手に決めつけたりすんなよ。


お前の悪いところ。


話し合って、お互いの気持ちを伝えあって信じる、それが本当の好きってことなんだから。




頑張れよ!!お前ならその暗闇から抜け出せるはずだから!!