「キタナイ、キタナイ。僕があなたを思っていたことすらが汚点に感じられる。せっかく、僕のものにしようと思ったのに、こんなキタナイ女、いらない」
「・・・は、離して。森下さん」
「許さない。僕を苦しめて傷つけたんだ。あなたもあの主査も破滅に導いてやる」
「やめて!私はいい。でも主査、先輩だけは巻き込まないでください。もう、私たちは・・・別れたんです」
先輩は関係ない。先輩を巻き込まないで。巻き込みたくないから一人で動いたのに・・・
私、何をしてるんだろ。自ら勘違いして誰にも相談せず、いらないことまで話してしまった。

