本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

「まあ、仕方ないわよね。翔真が何も話さなさすぎるんだもの。でもね、男なんてそんなもの。あまり多くは語らず黙って片付けるつもりなの。だからあなたも辛いだろうけどあまり詮索はしないであげて」




「高城さん・・・」




「もし、耐えきれなくなったら嫌かもしれないけど私を頼りなさい。まだ他の人がシロとは決めつけられないから」




横目でチラッと狩野さんを見る。寂しそうに1人で机でお弁当を食べていた。



あの姿も嘘なのかな?