本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

「翔真は私のこと好きじゃない。だから私に変な嫉妬を感じないで!気分が悪い。でもこれからも連絡はとり続ける。私たちは一応元恋人同士かもしれないけど大学の同級生でもあるから」




「高城さん・・・」




「言葉がきつくなってごめんなさい。ちょっと感情を抑えられなかったわ。それと、あなたに忠告しておく。職場での会話や態度には気をつけて。じゃああたしは行くから」





高城さんは何も言わない私を置いて会議室を出て行った。



先輩は支配しようとしていたわけじゃなかった。高城さんには会話や態度に気をつけてと言われた。