「藍原の話を聞く前に俺が藍原を好きになった話をしてもいい?」
先輩が真剣な目をしてキュッと私の手を握る力を強くする。ドキドキしてやっぱり目をそらしながら頷いた。
「俺が藍原を好きになったのは部室で流星群の話をしてたとき。一生懸命、話に入ろうとしていてでも、目は潤んでてさ。気になって仕方なかった。それが始まり。暗闇が怖いみたいだったし、流星群の話もなんだか変だったからそれで調べたんだ。そしたら辿り着いたのが夜盲症」
先輩が私の病気を知ってたなんて。しかも黙って調べてくれていたなんて。それだけで胸がいっぱいになって涙が溢れ出す。
先輩が真剣な目をしてキュッと私の手を握る力を強くする。ドキドキしてやっぱり目をそらしながら頷いた。
「俺が藍原を好きになったのは部室で流星群の話をしてたとき。一生懸命、話に入ろうとしていてでも、目は潤んでてさ。気になって仕方なかった。それが始まり。暗闇が怖いみたいだったし、流星群の話もなんだか変だったからそれで調べたんだ。そしたら辿り着いたのが夜盲症」
先輩が私の病気を知ってたなんて。しかも黙って調べてくれていたなんて。それだけで胸がいっぱいになって涙が溢れ出す。

