最後は言ってて恥ずかしかった。先輩はクスッと笑って私に近づいてきてポンと頭を撫でてくれた。




「可愛い。わかった。でも送る。藍原が用意してる間に俺は洗車したりガソリン入れたりしてるからゆっくりと準備してください」




「はい」




用意してもらった朝ご飯を食べてる間に先輩はシャワーをしていた。


なんだかこうやって男の人と朝から一緒にいることがなくて恥ずかしい。でも、それが大好きな先輩だから嬉しい。



どんな格好をしようか頭の中で自分の服をイメージする。