本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

「本当に友達ですよ。先輩こそ誰と電話してたんですか?」




そう言ったあと、思わず口を手で塞ぐ。こんな私の醜い嫉妬を聞かれたらきっとまた無言になるに決まってる。


無言は嫌なの。無視は嫌だ。




「いや、その、すいません。変なこと言って」




「変なことじゃないよ。俺こそ置き去りにして電話に出てごめん。俺も友達。ちょっと待っていた連絡だったからつい、何も言わずでごめん」