「好き」
は笑顔に流れてった

一世一代の大告白だったのに



ママは言ってた
私とは7個も生まれた年が違うって
パパは言ってた
いつか大人になったらお兄ちゃんみたいな人見つけようって



それって違う
私は教えてあげるよ
今の小学生事情
知らないこと知るのはきっと楽しい
全然違う
私は信じてるもん
恋をしたらもう大人だって
きっと空から見てる神様も言ってる



分からず屋を背に泣いて玄関飛び出した



涙流しながら
立ち止まって見上げた空

きっとあの人もキレイって言う

7年なんて関係ないじゃん



「キレイだね」



横からした愛しい声に私は自分をより信じた