【完】カテキョはイケメン王子様!~アブナイ恋のお勉強~






急に話かけられて、やや不機嫌そうな離
宮君が、ぶっきらぼうに答える。



「皐ってば冷たいなー。もうモテる、っ
ていい加減認めればいいのに」


「吉馬が認めすぎなんだろ」


「そんなことないってば。律希ちゃんだ
って俺のこと、カッコいいって思うよね
?」



自分を指差しながら、そう言う吉馬さん




でも吉馬さんは、カッコいいとおもう。
それに性格も明るいから、女の子にモテ
そうだ。



「そうだね。顔だけはね」


「あら。なんかちょっぴり棘のある言い
方だね。ていうか律希ちゃん、俺のこと
嫌いなの?」


「さあね」


「でも好きでは無いんでしょー。だって
好きだったら、こんな冷たい態度、取ら
ないもんねー?」



律希ちゃんが目を伏せて、下唇を噛む。



あれ、律希ちゃん……ちょっと様子が、
おかしい?