【完】カテキョはイケメン王子様!~アブナイ恋のお勉強~





そんな律希ちゃんに、吉馬さんは少し、
不思議そうな表情を浮かべた。


顎に手を当てて、少し屈むようにして、
律希ちゃんの顔を覗きこんでる。



「笹野ちゃんもさ、不思議だよねー?」


「そうかな」



そうでもないよ、と笑う律希ちゃん。



「や、不思議だよ。杏子ちゃんは……も
うなんか、天然記念物並の天然さだから
良いんだけど……笹野ちゃんはさ、普通
の女の子じゃん?」



……んん?


私が天然記念物ってどういう事だろう。
そして律希ちゃんもなんでその言葉に頷
いてるんだろ。



それに、吉馬さんの言い方、まるで私が
普通の人じゃないみたいな……。



なんか腑に落ちないな、なんて首を傾げ
るも、わざわざ問いただす事でもないの
で、気にしない事にした。



「あ、まあ普通の子よりは、可愛いか」



律希ちゃんを見てそう言う吉馬さん。