え、と杏子の方を見れば、杏子が目をキ
ラキラとさせながら俺を見ていた。
「すごいワクワクするねっ!いっぱいお
喋りしようね!」
えー……。
いいの?男と同じベッドでいいの?もっ
と狼狽えるとかないの?
まるで友達が泊まるかのような反応をす
る杏子に唖然としていると、「じゃあ決
まりね」と杏子のお母さんが言って。
……先が思いやられる……。
◆◆◆
それから。
夕御飯を頂いたり、お風呂に入らせても
らったり、と時間を過ごしているうちに
、あっという間に時間は過ぎて。
今日は杏子のお父さんも帰ってこれずに
仕事先に泊まるらしく、少しホッとして
しまった。ちなみに洋服は、杏子のお父
さんのを貸してもらった。
「ふぁ……」
「杏子、眠いの?」
お風呂を終えてから、杏子の部屋へ行く
と杏子が欠伸をしたからそう尋ねた。


