【完】カテキョはイケメン王子様!~アブナイ恋のお勉強~






だけど、



「だから、杏子のベッドで皐君も寝られ
るわね、って」



……どうやら、聞き間違いじゃ無かった
らしい。



……いやいや。え?



思わず苦笑いをこぼしながら、杏子のお
母さんを見てしまう。



「でも……それは…」

「だって客人ようのお布団ってないし。
それに杏子のベッド、大きめだからきっ
とそんなに窮屈じゃないわよ?」



や、窮屈とかそういう問題じゃなく。



あれか。杏子の天然はここから受け継が
れてるのか?



まあいい。これはさすがの杏子だって断
るだろ、なんて思っていたら。



「え!皐君と一緒に寝れるの!?」



横から聞こえてきたのは楽しそうな声で