律希ちゃん、待ってるだろうな……。 そう思った私は、そのまま深くお辞儀し た。 「じゃあ、また後日、伺わせていただき ます!」 そういってからニコッと微笑んで。 カーディガン片手に律希ちゃんの元へと 走った───……。