【完】カテキョはイケメン王子様!~アブナイ恋のお勉強~






【皐side】



それは突然の襲撃だった。



「離宮君、皆でお昼食べよう?」



お昼休みになった途端、クラスの女子や
他クラスの女子が一斉に俺と吉馬を囲む
ように群がり、そう言い出した。



多分俺は、ものすごい怪訝そうな表情を
してる思う。



……は? なんなのコイツら。



杏子のオムライス事件から、こういう事
は減ってたのに。



というかだから、なんで俺が女嫌いだっ
てわかってて誘うの?アホなの?バカな
の?脳ミソすっからかんなの?



……くそ。イライラする。



「無理」



俺は優しく、とか、回りくどく断るのは
苦手だから、一言そう言った。



いつもならそれで諦めるのに。