「お前、入学してから満点以外取ってな
いだろ」
……ええぇ!?
にゅ、入学してから満点以外取ったこと
がない!?
ビックリして勢いよく皐君を見上げるけ
ど、皐君は至って普通で。
なんてこもないような顔で、凌斗君を見
返していた。
「だから、調子が良かったんだよ。もし
くはマグレだって」
「偶然が三回続いたら、もうそれは偶然
じゃねーんだよアホ」
「凌斗よりかは頭いいけど」
「テメーと比べんな」
凌斗君は忌々しそうにそう言うと、チッ
と舌打ちをした。
それから順位表を見上げてぼそっと呟く
。
「こうも毎回お前の下に名前があると、
すごいムカつくんだけど。つか満点とか
、化け物かお前は」
そう吐き捨てた凌斗君。
……ん?


