【完】カテキョはイケメン王子様!~アブナイ恋のお勉強~






その自由になった両手で、律希ちゃんを
抱き締めた。



何故か律希ちゃんは耳まで真っ赤。



「律希ちゃんどうしたの?具合悪い?大
丈夫?」


「へ、変態がいる……てゆーかもう、心
臓破裂しそう……」


「は、破裂っ!?」



それは大変!



項垂れるようにそう言った律希ちゃんに
ビックリして、あわてて律希ちゃんの顔
を覗き込む。



「だだだ、大丈夫!?」


「ん……。や、やっぱダメ」


「えと、えと……。あ、じゃあ、向こう
の岩場でちょっとお休みしよう!」



そう言って律希ちゃんと、少し遠くの方
にある岩場に向かおうとすると。



「おい、杏子……」



と、皐君の声が聞こえてきたから。



皐君の方を振り向いて、