恐る恐るといったようにそう提案してみ
るけど。
「バカね。先に行くわけ無いでしょ?い
つ杏子が逃げるか、わからないのに」
と返されてしまい。
しまいには、外からニュッと手が伸びて
きて、
「きゃっ!」
外に引っ張り出されてしまいました…。
薄暗い更衣室から一変、照りつけるよう
な太陽に照らされて眩しい世界。
一瞬真っ白に眩んだ次の瞬間、皆の目が
見開かれていた。
そして私の横では、何故か律希ちゃんが
どや顔で佇んでる。
「……っ!」
なんかもう居たたまれなくなって、サッ
と律希ちゃんの背中に隠れると、たのし
げな律希ちゃんの声が聞こえてきた。
「杏子、可愛いでしょ?予想以上に似合
うよね、ビキニ」


