有無を言わせないような低い声に「……
ハイ」と返事するしかなくて。
そして。
「またこりゃ……すごいメンバーね」
待ち合わせ場所の駅に集まったメンバー
を見て、律希ちゃんがそう苦笑いをこぼ
した。
今日はついに海に行く日。
そして……。
「なんで皐が居るわけ。要らないんだけ
ど」
「俺だって凌斗なんか要らないよ。出来
れば帰ってくれると嬉しいんだけど」
何故かピリピリした雰囲気の二人。
あれ?
なんでこんな空気なのかな、二人とも。
それに。
「あれ萱島君、彼女とか大丈夫なのー?
こんな所に来ちゃって?」
「あ、全然大丈夫!律希は友達だし!城
田こそ、他の女の子の約束とかは?」


