そう看板に書かれた言葉を復唱した私に
ニコニコと頷く萱島君。
「そー!楽しそうじゃない?コスプレ!
」
「一人でしてればいいでしょ」
「ちょ、一人でって……!!それは流石
の俺でも無理ですけど!一人でコスプレ
とかイタすぎでしょ!」
コスプレ……かぁ…。
「確かに楽しそう……」
「っだよね!杏子ちゃんサイコー!」
そう言うと、私の両手を握って、ブンブ
ンと上下に振ってくる萱島君。
そんな萱島君の手を、バッ、と千明君が
引き剥がした。
「触んな。お前、女居るだろ。コスプレ
、したいなら早くするぞ」
そう言うと、千明君はそのまま私の手を
掴んで、写真館の中へと向かっていく。
「え、ちょっと待ってよー!」


