そーいう顔すんな……って、どういうこ
とだろ?
そんなに見苦しい顔をお見せしていたの
だろうか、と両手で頬をむにむにと触っ
ていると、律希ちゃんが呆れたように私
を見た。
「……杏子、なにしてんの?可愛いけど
」
「や、別に……って、可愛くないよ!」
「ハイハイ。そーいう謙遜良いから」
律希ちゃんは面倒そうに手をヒラヒラと
振ると、「行くよ」と私の腕を引っ張っ
た。
「やっぱり最初はコレでしょー!」
そう言った萱島君が指差したのは、ジェ
ットコースター。
キラキラ目が輝く萱島君と同じくらい、
多分私の目もキラキラしてる。
「楽しそう!」
「だろ?杏子ちゃん、わかってるね!」
ジェットコースターなんてすっごい久し
ぶり!


