って、吹き出す声が聞こえて。
ビックリして顔を上げると、千明君が目
を細めて笑ってた。
───う、わぁ……っ!
初めて間近で見た、千明君の笑顔はレア
すぎて……それに、すごいカッコいい。
「どんだけココア好きなの。すっげー目
、キラキラしてるし」
そう言うと、ククッと喉の奥を鳴らす千
明君。
「う……だ、だって、ココア美味しいも
ん……」
なんだか恥ずかしくなって、コップで口
元を隠して、千明君を見上げる。
すると、千明君の手が伸びてきて、私の
頭をぐしゃぐしゃとなで回した。
「わわっ……!?」
「そーいう顔すんな、アホ」
千明君はそう言うと、プイッとそっぽを
向いて、自分の飲み物に口を付けていた
。


