そう言うと、律希ちゃんは私の頭をなで
なでしてくれた。
「あ、でも喉渇いたねー!俺ら、なんか
飲み物買ってくるね!」
萱島君はそう言うと、千明君の手を引っ
張って、売店の方へと去っていってしま
った。
「……ほんと、アイツ、じっとしてられ
ないの?」
そんな萱島君を見た律希ちゃんが、怪訝
そうにそう言う。
確かに萱島君、さっきからずーっと動い
てるよね……。
それから十分くらいすると、向こうから
萱島君と千明君が歩いてくるのが見えた
。
二人とも、両手にジュースを持ってる。
「ただいまー!はい、律希はジンジャー
エールねー」
そう言いながら、片方のジュースを律希
ちゃんに渡す萱島君。


