―――chapter1――― この日の占いは最下位だった気がする。 《忘れ物にご注意ください》とか何とか言っていた。 でも忘れ物どころか携帯を無くすという災難に見舞われた。 もしかして学校? いや。電車の中かもしれない。 ま、いっか。 なんて思うがなくあたふたと携帯を捜す。