遅刻じゃない時間にイガラシが学校にいることが珍しいのか、廊下を歩くイガラシは色んな人から話しかけられる。
遠目から見ても綺麗な人だとわかった山口先生の彼女、沙織さん。
イガラシに話しかけるのは、その沙織さんに負けず劣らずな綺麗な人達だらけだ。
「翔太さ、毎朝あたしがモーニングコールしたげよっか?メールでもいいし」
美人さんの一言にハッとした。
「メール…」
そういえばあたし、イガラシのことアドレスからなにからなんにも知らないなあ。
思わず落ち込む。
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