ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • 卒業式
    • 廊下
    • 告白

    「第2ボタン貰うと嬉しいもんなの?」

    式が終わり周りは寄せ書きやら写真撮影やらで賑やかだ

    「嬉しいよ、好きな人なら尚更」

    横目で見ると、学ランのボタンが既に2、3個足りてない彼は贅沢なこと言うと思った

    「誰かから貰った?」

    「ないね!好きな人募集しよかな〜」

    冗談めかしてみたが今日が最後なことくらい分かっている

    「…へー、参考までにタイプ聞かせてよ」

    意外にも掘り下げてきたので

    「やっぱり一途な人は良いよね」

    高校で探すわ、と付け加えたら

    「その必要ないから。俺が立候補する」

    と真顔で言われてドキッとした

    「っ冗談…きついってー…」

    「第2ボタン」

    「え?」

    「渡す方も嬉しいのかも
    …好きな人なら尚更」

    そして彼がポケットから手を出して拳を私へ突きしたので、条件反射で手を出す

    「あげる」

    1つ、ボタンが手の平で転がって
    春は少し先なのに体がぽかぽかした

    開く閉じる

    • 幼なじみ
    • 放課後
    • ベタ惚れ2【お題】

    思春期の男女が二人きりでいるだけで、例えばそれがただの幼なじみだったとしても、ウワサ話のネタにされるのがオチだ。

    だから極力人目のつく所では会わないようにしていた。ーーのに。

    彼はなぜか私の手を掴んだまま離さない。
    あろうことか恋人繋ぎのように指を絡ませてきた。
    「…何してるの」
    「んー」
    「んー、じゃなくて!離して、誰かに見られたら…」
    「見られたら困る?」

    いつもの優しい顔じゃない。
    真剣で冷静で熱のこもった視線に、私は思わず頬を赤らめた。困るのは私じゃない。
    「俺は困らないよ。むしろ噂になればいいと思ってる。牽制できるし」
    な、と同意を求めてくる。何に対しての牽制よ、と問いたくなったが、彼は返事を求めるように繋いだ手を揺らした。
    「…私、も、困らない」
    消えそうな声で呟いた私に、彼はハハッといつものように笑った。

    「俺、お前のそういうとこ好きだよ」
    「は!?」

    開く閉じる

    • 同級生
    • 放課後
    • 教室
    • 告白

    私は日誌を書いてるんだけど、
    棗は販売機に行ってるんだ

    まぁ、私としてはその方が楽だけど…
    なんでって?そりゃ、好きな人だからですよ

    あーあ、棗は好きな人とかいるのかな?
    そんな事を考えながら
    机に突っ伏して指で「すき」と言う文字を書く。

    ガラッ

    「ん?日和寝てる?」

    やばっ、とっさに寝たフリしちゃったよ。
    完全に起きるタイミングがない!

    「寝ちゃったか」

    私の頭を撫でる棗。いや、起きてます!

    「日和、俺ね日和の事好きだよ。
    起きてる時にいつか言えたらな…」

    勝手に始まった独り言…って棗が私をす…き?

    「ま、まって!」
    「え?」

    どど、どーしよっ

    「わ、私も好き」
    「…」
    「だ、だから棗のこと好きだよ!」
    「まぢで?今の聞かれてたのカッコ悪」

    「俺の彼女になってくれますか?」
    「はい!」
    「日和好き」
    「わ、私も!」

    好きな人と放課後教室…付き合いました!!

    開く閉じる

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感想ノート

無力な僕らの世界と終わり (戸川れん/著)




  • >紫鶴さま

    はじめまして!
    この度は戸川のド暗い話をお読みいただき、その上素敵なレビュー、ご感想まで…!!!
    ありがとうございますm(__)m!!

    野いちごで、このような作品を公開するのはなんだかドキドキで、日和や瑠樹亜と同じ世代の人達が読んだら、どんな風に思うんだろう、嫌な感じがしないだろうか、と不安でした。
    (嫌な感じがしないわけがない内容ですが…(T_T)
    だけど、理不尽な環境の中で、痛みにひたすら耐えている人達は、本当はたくさんいる。
    もしかしたら、隣の席のあの子かもしれないし、向こうのクラスのあの人かもしれない。
    そうして、いつの日か自分自身の何気ない行動や言葉が、その人たちの些細だけれど大きな支えになるかもしれない。
    そういう視野を、10代の人達に持ってもらえたら嬉しいな、と思ってこれを書きました。
    (こうして文字にしてみると、なんて烏滸がましい考えなのでしょう…汗)

    ですので、紫鶴さんにいただいた感想とレビューは、わたしにとって、額に飾っておきたいほどありがたいものです!!!
    ありがとうございます!

    いただいた言葉たちを、これからの創作の糧にして、微力ながら、頑張らせていただきます(*^^*)

    (瑠樹亜の一人称!興味はありますね!書いてみようかな!(笑)

    戸川れん   2015/01/06 09:51

  • 初めまして!戸川れんさん。いきなりですけど、ほんとこの作品、素晴らしかったです。物理的に胸を殴られたような。そのくらいの衝撃を受けました。

    レビューにも書きましたけど、(拙いレビューですが)、ほんとに、生々しいです。瑠樹亜の家での、出来事。最後の、美山さんの姿や、ひよりの感情。作品全体を覆う闇。
    正直、読み進めるのがしんどくて堪らなかったです(笑)好みの問題じゃなくて、精神的に迫ってきまして…。でも、どうしても読了したくて。必死で、ページをめくりました。

    世の中に情け容赦なくはびこる理不尽。それは、大きかったり小さかったり、強かったり弱かったり。身近にいくらでもある理不尽に気づけば、辛くて仕方ないかもしれない。でも、そんな世界でも、いつか、ゆっくり、少しずつでも変えられる。そしてまたいつか、だんだんと変化した世界に気づくことができる。
    最後の最後で、ほんの少しだけ、希望のようなものを置いてくれていた戸川れんさんに感謝します。それと同時に、こんなにもズシンとくる作品を読ませてくださったことにも。

    ひよりの、明るい一人称だけが暗い物語の中での救いでした(笑)これがもし、瑠樹亜の一人称だったり三人称だったりしたら、読破に一ヶ月くらいかかったかもしれません。でも、読みたいって、思いました。

    …抽象的な感想ですいません(汗)
    すごく、心に衝撃を受けた物語でした。こんな作品が野いちごで読めるなんて、思ってなかったです。
    ありがとうございました!!

    紫鶴   2015/01/05 06:02




  • >眠る子さま


    はじめまして!
    こんばんは!

    久しぶりに作家メニューを開きましたら、す、す、す、素敵なレビューが!!!
    停滞していたわたしの作家メニューに、素敵な風が吹いたようでした…!!!

    この度は、拙い作品をお読みくださり、その上レビューまでいただきまして、ありがとうございますm(__)m

    若い人たちに「普通であること」の凄さを少しでも感じてほしくて、この作品を書き上げました。
    この世界ってば、本当に理不尽で。
    だけど、いとおしくて。
    そんな凸凹した思いを、少しでも感じていただけましたら幸いですm(__)m
    世界なんか、終わってしまえばいい。
    わたしも、何度か思ってしまったこともあります。
    でも、それもひっくるめて、世界って大きくて素晴らしいんですよね。
    何気ない日常を、みんなが、大切に生きていけますように。

    最近、私事で執筆から離れていたのですが、またじっくり書いてみよう…そう思いました。
    ありがとうございますm(__)m

    これからも、少しずつですが、頑張りたいと思います(*^^*)

    良いお年をお迎えください(^-^)




    戸川れん   2014/12/26 22:31



  • >はづきこおりさま!


    わー!読んで下さったのですね!!ありがとうございます(*^^*)
    す、素敵な感想まで…( ;∀;)うるうる

    そうなんです、このお話は、だれもがひよになることができて、誰かを救うことができるかもしれない、というメッセージを込めたものなのです。
    どちらかというと、母親目線というか、大人目線というか…

    そしてそして、美山さんはやっぱり印象強いですよねー瑠樹亜の方がキャラは強いはずなんですけど…その辺りも今後の課題かなーと思っています!
    (これ、もはや、恋愛ジャンルじゃないですよねー汗)

    少しでもお楽しみいただけたのでしたら幸いです!
    瑠樹亜と美山さんも、きっと前向きに生きていってくれると思います(*´ω`*)
    理不尽な世界て生きる子供をたちが、みな幸せな一歩を踏み出せます様に!

    ありがとうございました!(^○^)

    戸川れん   2014/09/16 14:37

  • こんにちは!
    無力な僕らの世界と終わり、瑠樹亜の秘密が明らかになったあたりからびっくりするくらい一気に読んでしまいました!

    瑠樹亜や美山さんの抱えているものが想像以上に重くて、胸がつぶれそうでした。
    ひよはごく普通の女の子で、むしろ過去の出来事からどちらかというと控えめだけど(あ、でも瑠樹亜に対しては意外に積極的かな(笑))
    そんな彼女自身が、この物語の救いになってて。

    わたしには美山さんの印象がとても強かったです。
    「プラスマイナスゼロ」「安定している感じがする」
    最後まで読んでからもう一度彼女の言葉たちを思い返すと、心の悲鳴を聞くようでとても苦しくなりました。
    普通がいかに幸せか。美山さんがなりたかったもの。

    とてもつらいけれど、彼女たちは救われて、これから変わっていけるのだと、信じています。

    ひとりひとりが如何に無力で、世界の終わりを願う子たちがこの世にどれだけいるのだろうと考えると、苦しくもあり、切なくもあり、でも絶望だけでは終わらない。
    そんな素敵なお話をありがとうございました。

    言いたいことがうまくまとめられなくて、やたらと長い感想(しかも微妙にネタバレしてる!?)になってしまい大変失礼しました><

    はづきこおり   2014/09/15 11:10