「えっ・・・」 その声に驚いたあたしは、勢いよく振り返った。 そこには予想通りの人物がいた。 「・・・蒼」 「ふは、なに驚いてんの」 「おはよ」 「ん、久しぶりだな」 「・・・・・・だね」 目の前の蒼はあたしに微笑んでいる。 え、なに? 状況が読み込めない。 ていうか、本当に久しぶりだし、なんとなく気まずい。 あたしが一方的に気まずいだけなんだけど、あんな夢を見たあとだし・・・なにより、二年前に喋った以来かもしれない。 「クラス離れたし、なんとなく話しかけづらかったし」 どうしよう。