可愛さ全開!!!girl⇄boy



「てかあんたら誰の許可得て奈友梨に触ってんのー?」


ちょっと、ふざけたような含み声。


まったく持って優祐と同意見。



てめーらに触られる筋合いアリンコのアの字もないんだよ!


私の強い意思を感じたのかなんなのか腰に回していた手が離れた。


お、話わかんじゃん。



「あんたさぁ、何様だよ。お前関係ねーだろ」


いや、全然わかってなかった。


いかついお兄さんは私から離れてどこかへ向かったようだ。


たぶん、優祐のところ。


そういえば手を握られていたんだった。


ひと振りしたら思いの外あっさり離してくれた。


あのバカヤロウよりこっちのお兄さんの方が話わかるね。


自由になった体に開放感を感じる。


あっやっと自由になれた!


それより、優祐に文句の一つや二つ言ってあげなくちゃ。


そう思ってぐるんと優祐の方を向く。