声のした方を見たら、あの女の子が優祐のことを睨んでる。
そ、そんな怖い顔すると可愛い顔が勿体無いのに。
「なんでそんな女装男子があたしよりもモテるのよ〜!」
なんていう女の子の心の叫びにみんな呆然。
いや、ねぇ、てか、
「え、優祐そんなにモテてたの!?」
「なんでこの学校一モテるあたしよりもモテテるのよ!」
えええええ!
真面目にそんなモテてたの!?
当の本人は、やっと呆然の表情から抜け出せたっぽい。
「あ、あのー、申し訳ないんだけど、君だれ〜?」
えええええ!
知らなかったの!?まあ、私も知らなかったけどさ!
その優祐の言葉に女の子は紅潮。
あー、今のはプライド傷つけられたね。
この子プライド高そうだもん。へんに。
「古塩りり!もう、なんで知らないの!?」
いや、あの誰しも知ってる訳ではないと思うんだが。
「古塩りりちゃん?あ!可愛い2年生の子だ!」
あ、名前だけは聞いたことあったっぽい。優祐の反応がそう語ってる。
てか年下だったんだ。
同い年にしかみえなかったよ。


