あいあむ金属バット、あーゆー?

すぅ、と息を吸い込み。



【これ来たりて、なんのその。わしの糧りて、おいでませ】


くいっとテディベアの顔が上がる。


【氷の指揮者(ジエロ)よ、わしの声届くんば、その生き方をみせい】


ぐらり、立ち上がるテディベア。それと同時に冷気が迷彩チャイルドを襲う。



「わあーお、さっきの氷はそこからだったのねんねんねんっ!これなら僕ちゃんも思う存分愉しめるぞ……うッ?!」


「わしを侮辱したこと、後悔するがいい。のう、ジエロ?わしらに敵う者は誰一人とておらんのじゃっ!」



複数の氷柱がざくりと迷彩チャイルドの体をえぐる中、シャルロッテはテディベアに話しかけていた。