ふらふら、ふらふら。

一見行く宛もないように見えるが、その金属バット所持者は強烈な臭いをたどって目的地を目指していた。


こっちかな、あっちかな?

上かな下かな右かな左かな、









「……きゃふっ、きゃふふふふっ。みーいつけたあ。僕ちゃんねえ、お腹すいてきちゃったかもかもおー」




目の前だったりして。