あいあむ金属バット、あーゆー?




ぐちゃぐちゃとなった雨久の体。

その体を見下ろすシャルロッテの目には、失望。


あれだけ煽っておいて、所詮はその程度なのかと。


また起き上がるのかとこうして観察してみれど、一向に起き上がる様子がない。

それどころか、ピクリとも動かないのだ。



「人間風情が、わしに歯向かうからこういうことになるのじゃ。まったく、愚かな者よ」



呆れたというように溜め息をつき、今度こそ移動しようと魔法陣へ。



「僕ちゃん痛いの嫌いいい」


「?!」



目を見開き振り返れば。


なにもいない。


なにもかも、なくなっていた。