シカクカンケイ。




ジリリリリリリ


煩いアラームが鳴り止まない。




『はぁ……』


カチッ…アラームのスイッチを切って布団からでる。


『やだ…目腫れてる……』



一昨日の夜私の母は帰らぬ人となった。

原因は脳腫瘍。もともと体が弱く、これ以上生きるのは難しいと知っていた。

幼い頃から父をなくし1人で私を育ててくれた。


『学校行きたくないなぁ…』

そういうわけにもいかず急いで用意した。



ガチャッ…


『行ってきまーす』

いつもの『いってらっしゃい』の声ももう二度と聞くことができないと思うと目頭が熱くなるをかんじた。


ドアを開けると眩しくて見えないが人影があることに気づいた。


翔也『おはよ。あゆ今日は遅かったねー。なんかあった?』


そこに立っていたのは私の幼馴染の松原翔也。



あ『あっ…翔ちゃん待っててくれたんだ』