「理子ちゃん!」 私は理子ちゃんの元へ走った。 「次って智美が出るやつだよね?」 「うん!確か‥‥借り物競争だったかな」 借り物競争かぁ。 毎年変なのとか書かれてるんだよね。 まともなのもあるけど。 智美は何引くんだろ? 「あ、あれ智美じゃない?」 私は理子ちゃんが指差す方を見た。 「ほんとだ。凄い勢いで手振ってる」 回りの人たちに迷惑だよ、智美。 そんな智美に理子ちゃんと一緒に笑いながら手を振り返した。