結局学校に着いたのは、片山の授業が始まる10分前。 「はぁーっ!間に合ってよかった‥」 私は鞄をバンッと机に置き、椅子に座った。 「あ、綾乃。間に合ってよかったね!」 そう言いながら私の方にやってきた智美。 「うん!ほんとギリギリセーフ‥」 「まぁ片山の授業に遅刻したら、めんどうな事になるもんね」 「ほんと地獄だよ、あれ」 「だよね~‥。あ、そろそろチャイム鳴るから行くね」 智美はそう言い、自分の席に戻った。