花火を見ている最中、私はふと隣を見た。 すると拓真も私の方を向いていた。 ━━━綾乃‥ そう呼ばれた次の瞬間には口を塞がれていた。 「‥‥たくま‥」 私は唇が離れた時そう名前を呼んだ。 するとさらに深く口づけをする拓真。