ねぇ、好きだってば。



「ぅん…良いよ、許してあげる」


恵梨奈は俺の胸に顔を押し付けながら言った

その姿がなんだか可愛くて


俺はそれでも頭を抱き締めたままでいると




「ぅ、…き、恭平…苦し…」

恵梨奈の消え入りそうな声が聞こえた


俺の抱き締めすぎだ!!

「わ、わりぃっ!!つい!!」


つい?何言ってんだ、俺!!//


ぷはっと言う声と共に俺の胸から
顔をあげた恵梨奈は顔を真っ赤にして

「つい?もしかして私が可愛かったの?」


といたずらな笑顔で言ってきた

恵梨奈はすぐに「なーんてね」と言ったが




その瞬間、俺は何も言い返せなかった