ねぇ、好きだってば。




恵梨奈はひどく悲しそうな顔をした



そりゃそうだよな


好きなヤツじゃなくても
こんな事言われたら誰だって傷つく



そんなの…分かってたはずなのに



廊下のかどを曲がった時



いつもより低い声で舜が言った


「なんで恵梨奈ちゃんに
あんな事言ったんだよ」






「わかんねぇ…」