あなたのことが大好きでした。


高校2年生。

初のクラス替えに、不安でいっぱいになる。

「どーしよー…、杏と離れちゃったら私…」

「別にクラスが離れて、友だちは終わりって訳じゃないんだし。」

「そうだけど…」

友だちづくりが苦手な私にできた唯一の親友、杏。

1年のときは杏が居てくれたけど、クラス離れちゃったらまた1人だ。

「志帆はいいヤツだし、友だちなんてすぐできるよ。」

「まだ離れる訳じゃないんだからやめて――っ!!」

杏がそう思ってくれてるのは嬉しいけど、今言われたくない…

私は信じてるもん!!

絶対杏と同じクラスなんだからっ!!

「よしっ、杏見よう!!」

「…はいはい。」