「うん… でも寂しい… 隼人が居なくて、やっていけるか… 不安だよ。」




涙が止まらず、言葉が上手く続かない。






隼人は私の肩を、自分の胸に引き寄せた。






「お前には、仲間がいるだろ? 俺も… 必ず帰ってくるから…
夏実の所へ、戻ってくるから。
それまで… がんばれ。」





優しく私の頭を撫でる隼人。






私は… 


うなずく事しか出来なかった。








いつの間にか、私達だけになっていたバーには





静かな音楽と、私の泣く声だけが、響いていた…