純恋-ぴゅあらぶ-


―――――――‐‥


雨に濡れた彼を家に入れてあげて

バスタオルで優しく拭いてあげる、私。


「寒いでしょ?和樹、お風呂入る?」


黙って拭かれてる彼に聞いてみると、

何も言わずに小さく頷いた。



「じゃあ‐‥新しいバスタオルとパジャマ渡すから、お風呂入って。温めてあるからさ、私いまから夕御飯作るね?何がいい?」

テーブルに用意してあったバスタオルとパジャマを渡しながら聞く。