「ねぇねぇ♪
 伊波先生も
 一緒に行くの??」


栞がうれしそうに

後部座席から

話しかける。


「いえ、行きませんよ。
 君たちと久遠先生の
 3人です。」


伊波先生は

微笑みながら答えた。


「で、どこに
 向かってるの??」



伊波先生に質問ぜめな栞。


「着いてからの
 お楽しみです。」



その後も伊波先生は

微笑みながら栞からの

質問をかわし続け

そして到着したのは・・・



「空港?!!」



栞が驚きの声を上げた。



「えらく・・・
 遠いんですね。」



久遠先生もまったく

知らされていなかった

ようで苦笑いを浮かべていた。



ココまで来たら

地球の果てだろうと

行ってやる・・・。