『楽しかったのは、この時までだったね』

画面の中の寂しげな月乃を、あたしはキッと睨みつけた。

楽しかったのは…

あたしは、確かに、この時がピークだった。

けれど月乃は…

アレが楽しんでやったことだったのかどうかなんて、考えたくもない。