洋服屋にも入った。 月乃と繋いでいた手が外れて、ちょっと慌てた。 呼んでもなかなか答えなくって… もしかして月乃は、今度はあたしを驚かすつもりなのかなって思った。 でも月乃は、そんなのよりももっと楽しいことを企んでいた。