食事の支度ができて、パパとあたしの名前が呼ばれた。

あたしはグッときて泣きそうになった。

あたしが居なくなってても、あたしが居た時の癖が抜けないんだなって思った。

だけど、感動したのはここまでだった。

あたしの席に、あたしではない人が居た。