ああ、もう駅に着きました

いい所なのに…

心の中で呟き電車を降りた





「_____おはよー」


朝の教室。
あいさつを交わす生徒たち


わたしは一番後ろの
窓側の席に着き
さっきの小説の
栞を挟んだページを開く

超端っこの席なので
周りに気を使わなくていいから楽


そう思いながらも心のどこかでは
羨ましく思う自分がいた