キーンコーンカーンコーンやっと授業が終わった感じがした。
私は隣の多目的教室に行った。
ガラッ
「おー来たなー」
「先生。何ですか?」
「お前イジメられてない?」
「意味が分かりません。私はいじめられてる証拠でもありますか?」
「いや…無いけど…」
「無いなら言わないで下さい。」
私はムカついていた。なんで何も出来ない先生がイジメの事を聞くのか。
ウザいと思った。
キーンコーンカーンコーン
「先生。私戻ります。」
「あぁ」
私は教室に戻った。席に着き、授業が始まった。教科書を出すと
「死ね!お前は汚い!バーカ!」
そんな事がいっぱい書いていた。私は息が出来なくなった。このままじゃ死ぬんじゃないかと思うぐらい。走って保健室に行った。
ガラッ
「はーひゅはーひゅはーひゅ」
「どうしたの!」
「先生…息が…」
保健室の先生は袋を出して、私の口に当てた。魔法見たいに息が出来るようになった。
「名前は?」
「笹野千波です…」
「私は南田奈那美。奈那美先生って呼んで?」
私は奈那美先生の前だと安心出来た。
いじめられてる事は言わなかったけどいろんな話しを出来た。
「じゃあそろそろ次の授業始まるから戻りな?」
「はい。」
本当は戻りたくない。でも戻らないといけない。私は仕方なく戻ることにした。
「いつでも来てね?待ってるから。」
「はい!」
嬉しい。待ってるなんて言われた事ないから。教室に戻ると皆がこっちを見ている。何でかはすぐ分かった。それは私が何も言わず教室を飛びたしたから。その時後ろから紙が飛んできた。中を見ると、
「何で戻って来てんの?あんたの居場所なんてどこにもないんだよ!」