次の日、私は普通に学校に来た。昨日と同じ様に誰かにつけられてる気がした。でも学校に着くとその気配はしなくなった。教室に着くと、私の席がなくなっていた。私は、あぁイジメか。
そう思って私をイジメるグループに聞いた。
「私の机何処やった?」
「あ?机?トイレだよー。取ってくれば?」
皆の笑い声が聞こえる。でも私は机を取りにトイレに行った。でもトイレには私の机は無かった。まさか!と思い男子便に行こうとすると、男子が
「あれって笹野の机じゃね?ついに始まったのか。いじめ。」
私は急いで行った。机は倒れて捨ててあった。私はその机を持って教室に戻った。
「うわ!マジで持って来やがった!汚いわー!」
私は無視をした。イジメはこんなもんだろうと思った。
ガラッ
「おはよー」
「おはようございます。」
「今日の日直は相谷ーお前やれー」
「はい。」
「先生ー私はいつ日直ですか?」
私をイジメるグループの一人が言った
「うーん…金本はじゃあ明日!」
「やった!」
あの子、金本って言うんだ。つーか先生に媚売ってんのあいつじゃん。人の事言えねーよ。
「笹野!今日話があるから残って!」
はぁ?話ってなんだよ。
「先生話って何ですか?」
「ちょっとな。」
「私今日は用事があるので無理です」
嘘。用事なんてない。ただ先生と話たくないだけ。
「そうか。うーん。今日中に話さないといけないんだか。」
「分かりました。休み時間で。」
今日中に話さないといけない話ってなに?まぁ仕方ない。休み時間にって言ったし。
「じゃあ休み時間多目的教室に」
「はい。」
私は行きたくないとずっと思いながら1.2時間目の授業を過ごした。