私は7時に起き7時50分に家を出た。
学校に行くまでの間誰かにつけられてる気がした。でも、学校に着くとその気配はなくなった。私は何事も無かった様に教室に行った。
教室に着くと、皆が私を見ていた。私は昨日の自己紹介の事だろうと思って席に着いた。先生が来て、
「笹野。昨日はありがとな!」
「はい。」
女子の声が聞こえた。
「何あいつ。先生に媚売ってんじゃないの?」
売ってねーよ。つーか売らねーよ。あんなやつに売っても意味ねーし。
「うざいね。あいつ。イジメる?」
「いいね!そうしよう!」
馬鹿みたい。どうせイジメなんて出来ない癖に。
「じゃあ朝の話は終わり!しっかり授業うけろよ!」
「はーい。」
「あとでな!」
ガラッ
そして一時間目、二時間目と時間が過ぎていった。
キーンコーンカーンコーン
休み時間だ。私はする事が無いので本を読んでいた。
「笹野さーん。拓馬先輩が呼んでるよ。」